声明 ― 地位保全等仮処分の申立について
蒼国来栄吉 平成23年4月22日
本日，財団法人日本相撲協会に対して，幕内力士としての地位保全と，その地位に応じた所定の給与相当額の仮払いを求める仮処分の申立てを東京地方裁判所に行いました。
この度，日本相撲協会を相手とする裁判手続きという方法を採らせて頂きましたが，私の切なる思いは，言われなき汚名を晴らし，私の人生を掛けてきた土俵に復帰することです。裁判を通じて，日本相撲協会に「故意による無気力相撲」関与の認定及び処分の再考と相撲界への復帰をお願いしていく所存です。
身の潔白が認められるまで，経済的にも精神的にも困難な日々が続くものと覚悟しておりますが，ご心配をお掛けしている皆様に土俵で恩返しができる日に備えて，今後も出来得る限りの鍛錬を重ねてまいります。
この場をお借りしまして，連日，夜を徹して本申立を献身的にご準備頂いた弁護団の先生方，また，従前と変わらない温かいご声援を下さる支援者の方々に，心から感謝申し上げたいと存じます。
