蒼国来栄吉よりご報告

蒼国来栄吉の,真実を明らかにする闘いを報告していました。

蒼国来地位確認等裁判第1回

私、蒼国来こと恩和图布新が財団法人日本相撲協会を相手に地位確認等を求める裁判の第1回弁論が,本日,2011年7月14日に東京地方裁判所で開かれました。傍聴された支援者の方からのレポートをもってご報告とさせていただきます。

ご報告

法廷入口に掲示された案内の紙には、「原告 恩和图布新」の活字の上に手書きで「蒼国来こと」と添えられています。そしてその名のとおり、まず蒼国来本人が関取らしくまげに紫の色紋付で、4人の弁護士の先生とともに入廷。その蒼国来の手には、お守りのように厚さ30cmはあろうかとう風呂敷包みがありました。もちろんその中は10,000名をゆうに超えるという、土俵復帰を願う皆様からの署名です。ほどなくして相撲協会側から3名が出廷。傍聴席の半分ほどは報道向けに確保されていて、開廷前にはTVの撮影もありました。蒼国来を応援する方々を中心に10数名の傍聴者がいらっしゃいました。

開廷すると、書類の提出の後、蒼国来側の訴えに対して、協会側から反論があったので原告は再反論の意思があるかが確認されて、蒼国来側は再反論すると答えました。すると、裁判官から、次回以降の争点は、

  1. 力士と協会の間の契約関係のあり方をどこまで争うつもりか
  2. 八百長の認定の方法、手続きはふさわしいものだったかどうか

の2点であると示されました。そして1点目については次回裁判で、2点目については次々回以降で、との方針でした。蒼国来側からできるだけ早く再反論したいとの申し出があって、次回、力士と協会の間の契約関係等が中心となるだろう第2回については、8月25日(木)11時からと決定してまずは第1回は閉廷して、記者クラブでの記者会見へと続きました。

以上10分にも満たない時間だったと思いますが、いよいよ蒼国来土俵復帰への本格的な第1歩を踏み出したという実感にあふれた時間でした。
以上です。