蒼国来栄吉よりご報告

蒼国来栄吉の,真実を明らかにする闘いを報告していました。

裁判第2回弁論&第3回「蒼国来を囲む会」を終えて

昨日2011年8月25日(木),東京地裁で,蒼国来が(財)日本相撲協会に対して地位確認等を求める裁判の第2回弁論が行われました。

当日は,一見すると,書類をやり取りしただけで,15分程度とあっという間に,何事もなく終わったかのようでしたが,この裁判のなかで重要な準備書面のやりとりという大切な手続きをひとつ終えた事になります。つまりこの数回の裁判では,具体的に何を争うのかをはっきりさせるという地道な作業を行っていて,これらを終えるとその争点についての証拠をだしたり証言をしたりという目に見える過程に進むことになります。

なお,次回第3回弁論期日は,2011年10月6日(木)午前10時〜の予定となりました。

「海で遠泳に出ると,波に向かって沖へ向かうときは,泳げど泳げどなかなか向こうへ進まない。まっすぐ沖に向かっているつもりでも,潮流は右へ左へとその進路を歪めてくる。進んでいるのか戻されているのかさえ実感できない。それでも必死に泳ぎ続ける。それが一旦,折り返し点のブイを回るやいなや,今度は少し水をかくだけでぐーんと岸へと身体を進めてくれる。この裁判もそういうもので,いままさに,折り返し地点のブイに向かって必死に泳ぐところにいるのでしょう。」これは囲む会での,あるスイマーの方からの感想ですが,ほんとうにそのとおりだと思います。

その第3回「蒼国来を囲む会」では,平日にもかかわらず50名あまりの方にご参集いただきました。今回も,ずっと応援してくださる皆様の他,新しくいらしていただいた初めての方にもお会いすることができました。当日も話させてもらいましたが,正直なところ,この皆様からの励まし・ご支援がなければ,私がまた土俵に立って稽古をすることなんて,とてもそんな気持ちになれませんでした。それが,こうしてこんなに,私を信じて,復帰を願ってくださる方がいて,声をかけてもらって,今や自然に気持ちが稽古場に向かうようにまでなりました。また,引き続き復帰願いの署名もいただいて,まだ追加集計できていないそうですが,今や20,000名にもなろうかとしているようです。感謝の気持ちでいっぱいです。

まだ裁判は難しい手続きが続きますが,引き続き弁護団の先生方と一緒に真実を明らかにして行きます。そして,私は土俵に復帰できるよう,気持ちを強くもって頑張りますので,どうぞ引き続き応援よろしくお願いします。

(写真:囲む会は,「COME BACK 蒼国来!」勝手連の皆様が制作された青いTシャツを着た方でいっぱいでした。)