蒼国来栄吉よりご報告

蒼国来栄吉の,真実を明らかにする闘いを報告していました。

プレスリリース ― 解雇処分について

本日開催いただいた記者会見[一問一答]で配布したプレスリリースです。

平成23年4月14日付解雇処分について

平成23年4月14日 蒼国来栄吉

本日,財団法人日本相撲協会より解雇処分を受けました。しかし,私は,「故意による無気力相撲」には一切関与しておりません。

私は,特別調査委員会及び理事会に対し,口頭や意見書等により,「故意による無気力相撲」に関与していないと一貫して主張し反論してきました。それにもかかわらず,特別調査委員会や協会は“全く聞く耳を持たず”ということで,私は,一方的な解雇処分を受けることになりました。このような処分は,到底,納得できるものではありません。何よりも納得できないのは,私は「故意による無気力相撲」に関与したと認定する証拠も根拠も全くハッキリしないということです。認定の証拠として関係者の供述があるとのことですが,部分的に開示された供述内容は具体性を欠くもので,具体的な反論はしようもありませんでした。

「故意による無気力相撲」に関与したか否かの認定はその結果により,力士の相撲生命が剥奪されるという極めて重大な処分を伴うものです。

したがって,調査の実施と事実認定においては,思い込みや誤った証拠に基づいた判断を防ぐために,だれもが納得できる手続が必要だったと思います。

私の今後ですが,私は,公正かつ適正手続による裁判手続で,潔白を証明し,私の人生そのものである土俵に復帰したいと考えています。私が裁判を起こすことは,親方やおかみさん,後援会の方々や多くのファンの方々に大きな迷惑をかけることになり,その点は大変本当に申し訳ないと思います。しかし,幸いにも,皆様からはかえって励ましのお言葉を頂いております。今は,この励ましだけが頼りです。この場をお借りして,深く御礼を申し上げたいと存じます。